日記・コラム・つぶやき

2013年11月 1日 (金)

たかが美容院、されど美容院

先日、Facebookで「友達」になっている中学高校の同級生が、「実は天然パーマなんです」「あるがままの自分を受け入れられる年齢になりました」とウェーブのかかった髪型の写真をアップしていました。

私も天然パーマで、髪が広がり、また絡まって切れやすいので、ストレートパーマをかけたり、逆にソバージュにしたり、はたまた時短のためベリーショートにしたり、あれこれ悩んできました。
髪型が決まらないと鏡を見るたびに憂うつになるもの。
次々と美容院を替える方もいらっしゃるようですが、私は自分のくせ毛のことや髪型の好みをいちいち説明するのが嫌で、ずっと決まったところに通っています。

高校生の頃から子供が産まれる39歳までお世話になった美容師さんは高橋小夜子さん。
実は駆け出しの頃に父方の祖母がひいきにしていた美容師さんだったそうで、偶然お客になった姉の名字を見てちょっと変わった漢字なのでピンと来たとか。
そんなご縁も手伝い、20年以上のお付き合いでした。
無類の猫好きオバサンで、何時も猫と食べ物の話題で盛り上がってましたね…
渋谷近辺で移転を繰り返しながらお店を維持されてました。
今でも店頭にたたれているかしらん?
かなり昔の朝ドラで吉行淳之介さんのご母堂の美容師さんがモデルになり、市ヶ谷のお店でお馴染みさん相手に営業を続けていらっしゃると知ったとき、お婆ちゃんになった自分が高橋さんのお店に座っている姿を想像したものでした…


鳥取県に越したあとも帰京の折りに高橋さんのところに通い、出産直前には髪を洗うのも乾かすのも楽なようにショートヘアにしてもらいました。
身二つになってからは外出もままならず、産後二ヶ月半で鳥取に帰りました。

鳥取で知り合いに紹介してもらった美容院がYouYou河北店。自宅から車で数分と近いのが何よりでした。

その時担当してくれたのが実質店長の植田さん。推定20歳後半の金髪のお兄さんでした。
「ついに自分も年下の人に髪を切ってもらうようになったか…」と感慨にふけりました。

彼はカットが上手なだけでなく、私の頭皮が乾燥から炎症を起こしているのを指摘し、サロン仕様のシャンプーを薦めてくれました。
高橋さんのお店でシュワルツコフを買っていたのですが、泡立ちが悪いのが不満で普通のシャンプーを使っていました。
植田さんおすすめのTMTというシャンプーはよく泡立つし、髪もしっとり。しかも、ショートヘアならシャンプーだけで十分と、トリートメントは勧めません。
商売よりもお客さんを大事にする姿勢に好感度アップしました。
何時か独立して自分の店を持ちたいと言っていた彼の夢は実現したでしょうか…


岡山市に越したときは、知り合いもなく、インターネットの口コミサイトを見て、自宅近くの美容院Breezeを何となく選びました。

そこのスタイリストは私より3-4歳年下の上石さん。住宅街の中にお店を構えてまだ日が浅く、アシスタントも一人だけの小さなお店でした。

幸運なことに上石さんもカット技術がしっかりしていて、くせっ毛の私がパーマなしでショートやボブスタイルを維持できています。
TMTシャンプーが手に入らなくなって、岡山駅地下のSHOP INで買っていたナノアミノのシャンプーがお店で使われていたのも何かのご縁でしょうか。
(洗い流さないトリートメントはシュワルツコフのオイルを長年愛用中ですが。)


東京は選択肢がありすぎて、逆に新しい美容師さんを見付けられなかったのですが、地方に引っ越して小さな子供という制約ができたことで、偶然、相性の良い美容師さんに出会えたのは幸運でした。

母方の祖母は、1945年に戦争が終わったあと、乳飲み子だった叔父を背負って線路を歩いて、疎開先の会津から福島までパーマをあてに行ったとか。

たかが美容院、されど美容院なのです。

2013年2月26日 (火)

ああ、懐かしの渋谷駅~祖母との思い出

 先日、中学高校の同級生がFacebookで東横線の代官山ホームの地下に、新しいホームが見えると写真を載せていました。それに合わせるかのように下記のような記事を目にしました。

東横・副都心線直通まであと3週間 止まない「乗り換え面倒、断固反対」の声
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jcast-166860/1.htm

 生まれた時から中学一年まで地下鉄銀座線の外苑前に住んでいて、両方の祖母も渋谷から便の良いところに居たため、物心がつかないうちから渋谷によく連れて行かれました。祖母達は今はヒカリエに変わった東急文化会館がお気に入り。鳩居堂、化粧品店、小間物店などをひとしきり見て回ってから、父方の祖母はジャーマンベーカリー、母方の祖母は立田野で一服して、東横のれん街でお惣菜を買って帰るのが定番コースだったように思います。

 渋谷駅から東急文化会館へ渡るガード下は鳩が群れており、鳩にやる豆をリヤカーで売っていたり、靴磨きや傷病者の物乞いがいたり、まだかすかに戦後の雰囲気が残っていました。その風景の中、東横線のホームの独特の形をした外壁は子供心に強烈にアピールしたらしく、中に何が入っているか興味をそそられました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:ShibuyaEastExit2005-5.jpg

 おそらく3歳前後の頃、母方の祖母と出かけた際にも中に何があるか質問攻めにしたのでしょう。祖母が電車が通っていると答えたら、どうしてもその電車に乗ると言ったらしいのです。(本人には記憶が無いのです)
 夕刻に差し掛かる時、きっと母だったら「夕飯の支度があるからダメ」とにべもなかったのでしょうが、祖母は優しい…寮母をしていた社員寮に電話して、女中さんに指示を出した後、東横線に乗って日吉駅まで行き、改札口を出て帰ってきてくれたそうです。

この話は、私が大人になってから「何故か渋谷駅の東横線の外壁を見ると、乗ってみたくなるのよ」と祖母に話したところ、「そりゃそうよ。」と語ってくれたものです。

 少々気難しくてしつけに厳しかった父方の祖母と違い、母方の祖母は心配性で孫が可愛くて仕方なくて、少々無理なお願いでも聞いてくれたり、泊まりに行った時に夜遅くまで起きていても叱らなかったり、無条件に自分を受け入れてくれる存在でした。母に叱られて家にいたくない時にも、「歩いておばあちゃんちに行ければ大丈夫…」と思うと我慢できました。
 そんな祖母との思い出が詰まった東急文化会館が渋谷ヒカリエに建て替わり、地上2階の東横線ホームが地下5階に潜ってしまう…新陳代謝の活発な町なので仕方ないのですが、ちょっと寂しいです。

 

 祖母は49歳で初孫が生まれ、おばあちゃんになりました。4人目の孫である私が生まれたのは56歳。
 現在、私は43歳で4歳男児の母。二昔前なら孫がいてもおかしくない年ですね。母はすでに亡く、義母は70代半ばで大変エネルギッシュですが、孫が全部で5人いて忙しいし遠方のためしょっちゅう会えない。父は70代後半で、孫のリクエストを叶えようにも体がついていかない。私にとっての母方の祖母のような存在は、うちの子には残念ながらいません。

 昨今、「自殺者3万人」や「通り魔無差別殺人」などの報道に接すると、人生につまづいた時に、自己を否定しすぎると自殺、自己を肯定しすぎると極端な例では無差別殺人の方向に行ってしまうのかな、と感じます。子供が将来にわたって「丁度いい自分」でいるためには、時には厳しい母と優しい祖母の役割を演じ分ける必要があるように思い、模索する日々です。
 
 
 

 

 

2013年2月18日 (月)

ワークライフバランス~不妊・流産のリスク

 暦の上では春ですが、今日は冷たい雨。このところ寒の戻りで陽春が恋しく感じられます。スギ花粉は鬱陶しいですが…

 このブログ、一か月以上も放置していました。書きたいことは沢山あるのに、ハッピーマンデーがあったり、週末にお出かけしたりすると、貴重な月・火のお休みに家事が押し寄せます。加えて、子供の耳鼻科通院のため早めにお迎えに行ったり、スキーに備えて買い物に行ったり、いつ壊れるかわからないノートPCのバックアップを数年ぶりにとったり、細々としたことであっという間に時間が過ぎて行きました。また、ツレアイの親戚はIT化が進んでおり、Facebookでお互いの近況を知ることができるので、ついブログの方が後回しになってしまいます…
 今日は外も雨だし、ツレアイは出張で帰ってこない(=夕食はいつもよりさらに手抜きで済ませる)ので、久々にキーボードを叩いている次第です。

ところで、近年、芸能人の方のおめでたのニュースを聞くたびに、年齢が気になってしまいます。

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2012年12月14日 (金)

総選挙を控えて思う未来のこと

このところ冷え込みますね。
北日本の日本海側では記録的な積雪とか…
街では衆議院選挙の候補者達が声を枯らして演説をされています。
先日の岡山県知事選挙と議会の補選(市議会か県議会かも覚えていない…)は棄権してしまったので、今度の日曜日には投票に行こうと思っています。といいつつ、選挙公報は放置してるし、ほとんどテレビもみないのでピンときてないのですが。


先日勤務先のスタッフから聞いた話で、その家のお婆さんを選挙になると車で連れ出し自分の支持政党に投票させるお爺さんが近所にいるとか、ヘルパーさんが付き添って指差しで候補者(か政党)を確認して代筆するとか、高齢者の勤勉(?)な投票行動を知りました。数の上でも投票率でも、我々より若い世代は敵わない…と無力感にとらわれそうになります。

でも、人口が減るなか、これ以上道路や建物を作ってどうなるのか、むしろ原発事故や笹子トンネルの事故が示すように、今あるインフラをメンテナンスして上手に使っていく必要があるのではないか…
世界に類を見ない公的医療保険と介護保険のおかげで、寝たきり老人を増やしていないか…(中国では足が弱ったら終わり、と老人達が公園で太極拳にいそしむと聞いたことがあります。)
日頃、仕事で接する80-90代の方々の逆鱗に触れそうなことをつい考えてしまいます。(もちろん高齢でも保険料を払うだけで給付を受けてない方々もいらっしゃる訳ですが、元気に一人で外来に来られる方に介護保険の意見書を書けと言われたものでつい…)

あと20年くらいすると、高度成長を実現し豊かな日本を支えてきたという自負を持つ世代が去り、バブルが崩壊して人口が減るの時代に生きてきた世代が主役になるのでしょうか。
将来に希望が持てる国であって欲しいと願いながら選挙公報に目を通そうと思います。

2012年11月 9日 (金)

カエルの子はカエル

スマホを購入して約2ヶ月。メールとSNSの閲覧、投稿はスマホで済むことが多く、PCを開く回数が激減しました。でもココログの投稿はスマホのアプリではうまく行かず、久しぶりにメール経由で更新してみます。

先日、長男は4才になりました。
子は親の鏡といいますが、最近つくづくそう感じます。

小柄な体型はさておき、何をするにも時間がかかるのです。ご飯を食べるのも、着替えをするにも、保育所の登退園にも…
帰りの挨拶をしてからも園内をちょろちょろしているので、先生方に「あれ〜、まだいるの!?」とあきれられることもしばしば。
やらなくてはいけないことがあっても、つい他のことに気をとられて脱線していく様は、まるで「ひとまねこざる(おさるのジョージ)」そのもの!!と、苦笑いの日々です。

先日、ツレアイに「私も何でも遅くて、母に‘アンタは姫ね。そんなんじゃ日が暮れちゃうわよ!’ってさんざん言われた…」と告白すると、「ボクも遅くて、とろって呼ばれてた…」との返事。

それじゃ、マイペースな子供なのは仕方がないか…と納得したのでした。
この様子ではとてもお受験なんて無理そうですが、田舎にいれば心配無用。
とりあえず、毎日のように「しばらく海に入ってないから、水着を持って海に行こう!」とねだられるので、近々スイミングの体験に連れていこうと思っています。

ちなみに、両親の好みを受け継いで梅干しも大好き!「一個だけよ!」と釘を刺されながら、うれしそうに干し梅をかじっています。

2012年10月 2日 (火)

おふくろの味は「生協さんの味」!?

 朝晩、めっきり冷え込みますね。つい先日までタオル一枚で寝ていたのに、もう夏掛け布団では寒さを感じるようになり、一昨日からは毛布も投入。今日は、ハウスキーパーさんにも手伝っていただいて、布団の衣替えをしました。過ごしやすい時期は長く続かないものですね。

 このブログも気がつくと前の更新から1カ月たっていました。9月中旬の連休に、大分・熊本へ家族で旅行をしまして、慌ただしく時が過ぎてしまいました。

 世の中には出不精なお父さんもいらっしゃるようですが、ツレアイは土日のお休みに家にこもっているのが苦手。子供と二人で出かけてもらおうと思うのですが、子供は「ママと三人で!」と主張するため、結局お付き合い。そんな訳で、土日は外食率が高いのですが、先週末はツレアイが「土日のうち、どちらか一日は出勤して仕事をする」宣言をしていたので、日曜日に餃子を作ってみることにしました。

 

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2012年8月30日 (木)

女性ホルモンに翻弄されつつも、元気です!

 一か月も記事更新をサボっておりました。

 体調不良とかではなく、8月から毎週金曜日に鳥取県倉吉市での仕事を再開したため、平日に一人でPCに向かう時間が減ったことが原因です。テキストだけなら携帯電話で投稿できるのですが、孫の最近の写真が見られないとこぼす父のために、長男の夏休みレポートにしようと思っていたので…何とかデジカメからPCに写真のデータを移して☆をつけたものの、PCからココログにアップロードするには1MB以下に縮小しなければならず、ついつい億劫になり…
 さらに、先週末にガラケーからAndroid携帯に替えたので、今週はその設定に時間をとられてもいました。スマホからだとココログにアップロードする時、自動で写真のサイズを変えてくれるようなので、今後はデジカメの出番が減るかも知れません。

 それに、どうも最近PMS(月経前症候群)がきびしく、25日間のうち5-7日間は疲れやすくて段取りが悪く、使い物になりません。朝は起きられないし、夕食の支度やお風呂の準備、寝る支度も億劫で、寝るのも遅くなるという悪循環…ただただ、一日を無事終わらせるのが精一杯という日が続きます。(実は、6月に足を怪我した時もPMSの真っ最中だったので、「無事に過ごす」というのは大切な目標なのです!)目が疲れやすいから、PCや携帯電話を見るのも辛い。あー、黄体ホルモンが恨めしい!
 でも、ある日突然頭がすっきりしてくるから不思議。家族や職場の人には「今はそういう時期です」宣言してしまうのも良いそうですが、いつも過ぎた後に、「あ、昨日までのだるさはPMSだったんだ」と気づくから難しいです。疲労感は脳が勝手に作り出すものだとか。この暑さも悪さをしているかもしれませんね。

 私は、この期間は食欲亢進やむくみ、冷えも伴います。ずいぶん前の独身時代のことですが、姉と2人で冬の山奥の温泉に泊まった時のこと。窓の桟の内側に雪が積もったまま残っているほど寒いお部屋で、普段だったら持て余すほどの旅館の夕御飯を猛烈な勢いで平らげて姉に感心されましたが、月経前でした…
 月経前はむくんできつい結婚指輪が、数日経つとお風呂場でスルっと取れてしまい危うく失くす、ということが度々あり、最近はつけていません。先日、まだ足首がギプスで固められていた時、急に足が浮腫んできつくなり夜中に痛くて目が覚めてしまったことがあります。週末に入りすぐに巻き直してもらえなかったので、漢方の当帰芍薬散とプーアール茶でむくみをやわらげましたが、足の裏に水ぶくれができてしまいました。
 昨年までの数年間、ひどい咳に悩まされていましたが、実は月経の前後は体内でプロスタグランディンが増えるため、咳が出やすかったり、痛みに敏感になったりもしやすいのですよね。頭痛持ちではない私が、たまに頭が痛くなるのはたいていこの時期ですし、咽喉が痛くて風邪かな?と思ったり。

 まだ2人目の子供を完全にあきらめた訳ではないのですが、PMSの症状と妊娠初期の体調はよく似ているので、40歳をはるかに超えた心と体で耐えられるのか、臆病風に吹かれます。余計な心配をしなくても、今のところコウノトリさんが訪れる気配は無いのですが…

 まだまだ厳しい残暑が続きます。皆様も心と体をおだいじにお過ごし下さいませ(^^♪

2012年7月27日 (金)

節電の夏に思うこと

 西日本ではここ数日、猛暑が続いています。
 最高気温は35℃前後、最低気温は26℃くらいと発表されています。
 これだけ暑いのに全く夕立ちが降らず、夕方、2階の寝室に上がると室温は38℃!窓をあけて数時間するとかろうじて35℃前後に下がっていますが、たまらずエアコンとサーキュレーターをつけて30℃を下回る頃に床に入ります。夜中の3時頃にエアコンが切れるようにタイマーを設定しておくのですが、暑さに目が覚めたツレアイが怒り狂ってスイッチを入れます。まぁ、夜中は節電しなくてもいいか…と思いつつ再び眠ります。

 おかげさまで、先週の水曜日に右足首のギプスが外れ、着脱可能なサポーターに変わりました。ギプスといっても昔のような石膏ではなく、一番下にリブ編みのソックスを履き、ふわふわの下巻きを巻いた上から、テープ状のギプスを濡らして巻いて、乾くと固まる仕組みで、かなり薄手です。ソックスの素材がサラサラしていて肌に密着しないためか、思ったより皮膚の痒みはなく、手術の傷がチクチクしたくらいでした。でも、外れた夜にお風呂で洗ったら、ぼろぼろ垢がとれてさっぱり!猛暑が来る前に外れて良かったです。

 右足のふくらはぎは筋肉が落ちてほっそりしていましたが、足首の周りはまだ捻挫の腫れが残った状態で固まっており、押したり動かしたりすると痛みました。リハビリ室で理学療法士さんに教えてもらったストレッチや筋トレをしたり、お風呂で温めてさすったりするうちに、徐々にほぐれて来ました。足関節の可動域はなかなか戻りませんが、筋力はついてきたみたいで、サポーターを外した時に足がガクガクしてしまう恐怖感は減ってきました。階段はまだスムーズに昇降できないけれど、歩行と車の運転は普通にできるようになりました。

 まだ鳥取県倉吉への仕事は再開していないので、仕事へ行く日は週に二日だけ。この日は、病院へ入ってしまえば空調完備。我が家のバカ猫は、日が降り注ぐ南側の縁側で平気で寝ているので、自宅のエアコンは切って出かけます。
 でも、帰って来た時が地獄…お気楽パートタイマーの帰宅はまだ西日が強い15時過ぎ。外も炎暑のため窓をあけても涼風は期待できず、エアコン1台と扇風機2台を稼働させて、居間とダイニングキッチンが冷えてくるのを待ちます。先日は、やっとの思いで生協の宅配品を冷蔵庫にしまったものの、エアコンから一番遠い台所がどうにも暑く、朝食の後片付けと夕食の支度をする気になれず、子供を保育所に迎えに行った帰りに近所のセルフのうどん屋さんで夕食を済ませてしまいました。空調の利いた店内でいただいた生醤油うどんと天ぷらの美味しかったこと!2人分合わせて540円なり。自宅でエアコンの温度設定を下げて調理するより節電にもなったかしら?と自己満足にひたりました。
 昔、旅をした南の国のタイでは屋台村のようなものが発達していて、庶民が台所がわりに利用していたのを思い出します。行ったことはないですが、台湾も小皿料理が有名なのかな?暑い国では、狭い自宅の台所で火を焚いて調理するより、外食するのが理にかなっているのかもしれません。

 実は、このブログを書いているノートPCも相当発熱します。5年前に買ったもので、動作もかなり遅くなっているので、もっと高機能で省電力のものに買い換えようかしら…どうせメールとインターネット、写真の整理くらいしかしないので、タブレットPCでも十分かもしれません。 
 4年前に買った40インチの液晶TVもかなり熱を出しています。怪我をした頃、駆けつけてくれた義母につられて朝の連ドラ「梅ちゃん先生」を見始め、昼食を食べながら数話まとめて視るのが楽しみだったのですが、これだけ暑いと萎えてしまいます。(我が家の居間は西日が当たるので、午後は余計に暑いのです。)かといって夜中はツレアイがTVを楽しむ時間。10日分くらいたまってしまいました。今なら電力消費や発熱が少ないLED液晶TVもあるのですが、壊れてもいないのに買い換えるのも…
 大物の買い換えはなかなか決断できませんが、細々したものはできるだけ電力を使わないものを使うようにしています。掃除機の代わりにおしゃれなホウキ&チリトリとか、電気蚊取りのかわりにエアロゾルを噴霧するタイプや蚊取り線香など。以前は電気ポットを使っていたのも、お湯が要る時だけ沸かす電気ケトルに替えました。

 昨年の震災と原発事故によって、これまで当たり前と思っていた電力供給が、大きなリスクを伴うものだったということに気づかされました。国や電力会社の安全軽視、結論ありき、の姿勢は許せませんが、安価で安定した電力で製造業が栄え、便利で快適な生活という恩恵を何の疑問も抱かず享受してきたのは私達。
 原発を止めて火力発電が増えれば、より多くの炭酸ガスが放出され、地球温暖化→海面上昇がすすむ可能性があります。(ゲリラ豪雨などの激烈な気象現象と海水温の上昇の関係も気になります。)
 電力供給が不安定になり、停電になれば、生命の危機に瀕する方々(例えば自宅で人工呼吸器や在宅酸素、持続腹膜透析などの治療を受けられている患者さん)もいらっしゃいます。
 風力やソーラーなど、再生可能エネルギーの利用が進むのにはまだ時間がかかるでしょう。(風力発電も、低周波による障害に苦しむ方がいらっしゃるようですが…)うちのような借家は、ガス発電給湯システムやソーラー発電装置は初期投資を回収するまで住むかわからないし。電気を作れない分、最低限の電力で暮らせるよう、知恵を絞っていきたいと思います。 

2012年7月17日 (火)

地方で車が運転できないということ

 一昨日から猛暑が続くと思ったら梅雨明けしましたね。一昨年の海の日の連休に隠岐の島へ遊びに行った時ちょうど梅雨明けと重なったので、普通だと思ったら、例年より遅いとか。九州はまだ梅雨明けしないようで、再び豪雨が降らないことを祈ります。

 明日、いよいよ右足のギプスがとれます。当分は装具をつけて、固まった関節や落ちた筋力のリハビリに励む訳ですが、車の運転ができるようになるのが大きな違いです。
 この連休は、ツレアイが締め切りの迫った仕事を抱え身動きがとれず、私一人で子供の相手ができるか不安だったのですが、救世主が現れました!
 奥さんと娘二人が海外へバケーションに出かけて暇を持て余した義弟が、東京から新幹線で遊びに来てくれたのです。この義弟は独身の頃から子供に大人気で、姪っ子の一人はパパやママの名前より早くこの叔父さんの名前を覚えたくらいです。当然、長男は大喜び!

 15日の日曜日は、義弟が長男を直島へ連れ出してくれました。宇野港まではツレアイが送って行き、フェリーで島へ。直島のバスや家プロジェクト、ベネッセエリアはとても人がたくさんで、有名なかぼちゃのオブジェで写真を撮るには並ぶほどだったそうですが、公園と港近くの海水浴場で”放牧”してもらい、長男は宇野港から岡山駅への路線バス内で爆睡…迎えに来たツレアイの車に乗っても起きませんでした。 

 最終日の16日は、備前焼を見たいという義弟にくっついて、JRで伊部(いんべ)の町へ行きました。実は、義弟は初日の14日に姫路城を見物した後に伊部に寄るつもりだったのですが、JRの乗り継ぎが悪く断念。陶器を見るのに子供連れでは迷惑なのですが、家にいても暑いし、どのみち外に出るなら人も車も少ない伊部の方が楽だろうと思い押しかけました。この日もツレアイが車で岡山駅まで送ってくれ、JR赤穂線に無事に乗ることができました。昨年10月に備前焼祭りで訪れた時のにぎわいが嘘のように静かで人気のない伊部の町。駅前のお寿司屋さんでちらし寿しをいただいたあと、かんかん照りの中備前焼のお店を縫うように散策開始。暑さと長男が気になり、じっくり見られない中、最後に寄った工房でお気に入りのコーヒーカップをゲットできたみたいで、良かったです。

 5週間前に怪我をしてから、湯郷温泉に泊まったり、赤磐市へ桃の食べ放題に行ったり、倉吉に仕事へ行った帰りに下湯原温泉に泊まったり、備前へ行ったり、と結構あっちこっちへ行きました。私が運転できないので、ドライバーは基本的にツレアイ一人で大変そうでした。ツレアイが忙しい時は、今回のように電車で移動ですが、その電車は朝夕は30分、昼間は1時間に一本しかありません。
 長男の保育園への迎えも、自動車で移動する距離は3kmなのに、路面電車や路線バスなどの公共交通機関だと、一旦中心街まで出て乗り継がないといけないので1時間近くかかりそう。タクシーかファミリーサポートセンターの会員さんに頼らざるえません。勤務先の同僚などによると、路線バスも最寄りのバス停がいつの間にか廃止されていたりするそうです。

 また、日々の食料品を買うスーパーや雑貨は、生協の宅配を多めに頼み、急に必要なものはハウスキーパーさんにお願いできましたが、ちょっと離れたホームセンターまでは時間の関係もあって行かれず、猫のトイレ用品などは入手できずにいました。 

 地方で車が運転できないと、つくづく不便だな、と実感した1ヶ月間でした。
 それでも家にいる時間が長く、しかも家事を助けていただける分、じっくりネット通販を検討する時間が持て、衣類や節電関連の扇風機・寝具などを注文できました。ペット用品もまとめ買いすれば送料無料で送ってもらえるので、引きこもり生活がより長くなるのでしたら活用していたと思います。

 最近、高齢ドライバーによる自動車事故の報道をよく目にします。実際、80代後半で夫婦ともに認知症が進んできている印象の方が通院や買い物で自家用車を運転されている事例を知っています。周囲が勧めても、他人が家に入るのを嫌ってヘルパーさんなどを活用されないのです。超高齢でもインターネットや携帯電話を使いこなす方はいらっしゃると思いますが、現時点での80歳代では稀だろうと思いますし、ネットスーパーは人口が集中している首都圏ではサービスが始まっているようですが、地方ではまだまだです。

 最近、低床車両を使用した次世代型路面電鉄を整備して、高齢者など交通弱者を中心街に住まわせる富山市などのやり方が注目を浴びています。雪の多い北国ではより切実な問題として取り組まれているのでしょう。
 自分の30-40年後の姿を怪我を通じて体験しましたが、車の運転はやめても買い物や遊びに出かけたいもの。住む場所を考える、良い機会となりました。

2012年7月 3日 (火)

引きこもりのはずが

 右足首を怪我して20日間、手術してギプスを巻いてから2週間が経過しました。
 おかげさまで経過は順調で、先週の水曜日に抜糸する時には久々に右足も石鹸で洗えました。外では「転ばぬ先の杖」として右側だけ松葉杖を使っていますが、家の中では掴まる場所もたくさんあるので、ほとんど杖なしで過ごしています。

 社会的にも、先週の水曜と木曜のは、朝、ツレアイに病院へ送ってもらい6時間外来で勤務して来ましたし、金曜日は好天にも助けられ、徒歩と路面電車で銀行と郵便局で用事を済ませてスーパーで買い物もできました。もっとも、元気な時には急ぎ足で8分で歩ける家から電停までの道のりも、よちよち歩きで25分かかります。家の中のことをハウスキーパーさんが色々片付けて下さり、ツレアイが子供の送迎をしてくれるから成り立っているのですが…

 週末はツレアイの弟夫妻と従弟が一泊二日で遊びに来ました。
 寝るところと朝食だけは準備して、元気な人たちだけで遊びに行ってもらうはずでしたが、開けてみたらしゃぶしゃぶを食べに行ったり、桃の食べ放題&倉敷美観地区をはしごしたり、楽しい時間を過ごすことができました。義弟達は、早朝の飛行機を降りた足で直島(香川県)に直行し、翌日は後楽園→桃食べ放題(赤磐市)→倉敷美観地区との超強行軍でしたが、楽しんでくれたようです。

 今度の土曜日には、倉吉への勤務に挑戦してみようと思います。朝、タクシーで岡山駅まで行き、貯めたポイントでグリーン車にアップグレードして新幹線で姫路まで行き、特急はくとに乗り換えて倉吉までの道のり。姫路での乗り換えが一番の課題ですが、グリーン車ならばホームの真ん中のエレベーターが近いから何とかなるはず…帰りは、ツレアイに車で迎えに来てもらって、そのまま温泉にお泊まり、という計画です。お給料と交通費の半分以上が消えちゃいますが、この3週間、迷惑を掛け通しだったツレアイと長男にゆっくりしてもらって、私も炊事の心配をせずに過ごせるなら悪くないかも。

 今回、怪我をして勤務先の病院に受診・入院しましたが、同僚の先生や看護師さん達、特に病気や大怪我を経験された方々が、色々体験を語って励まして下さいました。2泊の入院なのに、素敵な花々もいただき、大変感激しました。また、主治医の先生はもちろんのこと、外来や病棟のスタッフ、麻酔科の先生、手術室のスタッフなど沢山の方々にお世話になりましたし、ツレアイや義母を筆頭として、家族にも支援してもらいました。自分に注目を集めたくて仮病を使ったり、自分の体を傷つけてしまったりする心の病を「ミュンヒハウゼン症候群」と言いますが、その気持ちが少~しわかるような気がします。
 でも、今回は短期間で先が見える怪我だったからそう思えるのでしょう。2週間後にギプスが外れてから、本格的なリハビリに取り組み、8週間で装具が取れたら、今度は支える側に回れるよう、健康に留意して過ごしたいと思います。