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2013年10月 8日 (火)

「置かれた場所で咲きなさい」 を読んで

またまた、前回の更新から一ヶ月以上過ぎてしまいました(汗)。

  8月から平日のお休みに子供を水泳教室に連れて行くようになり、PCに向かう貴重な時間が半減。保育所で昼寝してくる子供は、夜に寝付くのが22時過ぎることも多く、そのまま一緒に寝てしまったり、復活できても歯磨きとやり残した家事をして自分もバタンキュー。5時半に起きて 幼稚園児にお弁当を作っている専業主婦のお母さんの方が睡眠不足よね…と思いつつ、子供の相手をしつつ色々こなすには自分も元気でないと回らないので、朝は6時半までぐっすり。スマホでメールやFacebookのチェックをし、PCに向かうのは生協の宅配の注文のみ、という感じでした。

 先日、私の中学高校の母校の同窓会中国支部会へ初めて出席してきました。
 
 高校を卒業以来、同期のクラス会の幹事は1回勤めたものの、その後引き継ぎをしないまま失踪するという失態をやらかし、また同窓会本体の委員なども1度もしないまま。卒業時に終身会費を母親が納めてくれましたが、近年再徴収されるようになったのも知らず、年会費も滞納という不良会員です。

 中国支部会からの参加のお誘いも放置したまま数年が経過していましたが、今回は3年前に広島市内へ越してきた同期生が幹事を担い、Facebookで誘ってくれたため、勇気を出して初参加してきました。

 数年前に初めてお誘いのお電話をいただいたときも、今回もメールでも、誘い文句は「シスター渡辺もいらっしゃいますから。」
 母校はカトリック系のミッションスクールで、理事長、校長を含め、多くのシスターに習いましたが、Sr.渡辺という名前に覚えはありません。そんな訳で、鳥取に住んでいた2006年にはピンときませんでした。

 今回は違いました。昨年、足を怪我して心身ともに不調だった時、友人がFacebookで紹介していた「置かれた場所で咲きなさい」という本を買いました。著者は渡辺和子。ノートルダム修道会のシスターで、岡山の聖心女子大の元校長(現在は清心学園の理事長)とあります。その方が、まさか同窓生でいらっしゃったとは!

 実は、本を買って「はじめに」を読んだだけで、なんとなく心が落ち着き、そのままにしていました。慌てて本文を読み進めつつ、支部会に参加。支部会といっても肩肘の張ったものではなく、10数人で昼食をいただきながら、近況報告をしあうというもので、シスターを含め参加者の皆さんは一年に一度のこの日を心待ちにしていらっしゃいました。本番は場所をティールームに移してからのおしゃべりで、まさに女子高の雰囲気でした。

 

 「置かれた場所で咲きなさい」という本は、一章が大変短く、語りかけるような優しい文体で書かれています。章の終わりには大きな字で内容のまとめが記され、時間がないときにはそこだけ拾い読みすることもできます。
 二・二六事件でお父様を目の前で亡くされ、苦学ののち信仰の道に入り、三十代半ばで岡山へ派遣され、翌年に校長に任命されて以後、86歳の現在まで管理職であり、学生と接する教育者でもあり続けるシスター。病気も老いも経験され、靴下を自分で履くのも大変になっているのに、講演などで飛び回られるシスターが、人生を生きるコツみたいなものを伝授してくれる本です。キリスト教や仏教のエッセンスも時折織り込まれ、宗教とは、人々が生きていく中で突き当たる苦しみを乗り越えて行くために生み出されたものだということが感じられました。

 

 その中から、心に留まった言葉を二つ。

「何もできなくていい。ただ笑顔でいよう。」
(笑顔でいると、不思議と何事もうまくいく。ほほえまれた相手も、自分も心豊かになれるから。)

「神は決して、あなたの力に余る試練を与えない。」
(人間に悩みはつきもの。けれども、神様は試練に耐える力と逃げ道をきっとそなえていてくださる。)

 

 他にも苦しいときに支えとなるような、また物事の見方が変わるような言葉がたくさん詰まった本です。
 また、本の中で紹介されていた坂村真民の詩。
 勤務先の院長も愛読され、毎週発行される職員向けの院長便りでよく一言紹介してされています。機会があれば熟読してみようと思います。

 

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コメント

「置かれた場所で咲きなさい」、読みました!
とてもよかったですヨ!ありがとうございました!
m(_ _)m

adlerさん、めったに更新しないブログ、気にかけて下さってありがとうございます。
いつも読書量の多さに感嘆しております!
最近は、週1回の特急通勤の時は学会誌に目を通すことが多いので、私は年に数冊って感じですが、「三匹のおっさん」のドラマが始まったので、楽しんでおります。
なかなか原作に忠実ですね。
百田尚樹さんも読みたいです!

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