瀬戸内の島々 ~小豆島編(1)
2月以来、長い時間ブログを放置しておりました。
この間、体調を崩したり怪我をした訳でもなく、どうしてだろう?といつも自問自答していました。
おそらく
(1)離れて暮らす家族への現況報告をFacebookでするようになった。(最もITに弱い父にもアカウントを作成)
(2)古いノートPCがいよいよ遅くなり、新しいPCへの移行を迫られつつ腰を上げなかった。
(3)帰省、子供の予防接種やちょっとした体調不良により、月曜日がつぶれることが多く、まとまった時間がとれなかった。
などがブログから遠ざかった要因であったと分析します。
気軽にスマホから投稿すれば良いのかな?とも思いますが、ブログにまとめるために自分なりに調べたり考えたりするのも大切な時間、と思い直し、新しいPC(といっても昨年の11月に購入したWindows7搭載マシン)から綴っております。
さて、今年の春休み、東京から来た新4年生になる甥とわが家族と4人で小豆島へ行ってきました。
初めて島を訪れるにあたり、壺井 栄の「二十四の瞳」と、小豆島で亡くなった俳人 尾崎放哉の晩年を描いた吉村 昭の「海も暮れきる」を購入しました。前者は何とか旅行中に読み切ったものの、後者はようやく先週から読み始め、昨日読了。どちらも読み応えがあり、その興奮が去らぬ間に!
新岡山港から車ごとフェリーに乗船すると、70分で小豆島 土庄港に着きます。船室内には子供が遊べるような操舵輪などがあり、楽しく過ごしました。
港からカーナビを頼りに海沿いの細い道を辿って宿に着いて車から降りると、3月も終わりというのにひんやり寒いのに驚きました。小豆島というとオリーブ栽培が思い浮かび、勝手に温暖なイメージを抱いていたのですが、醤油の醸造やそうめん作りには寒い冬も欠かせないのですね。「海も暮れきる」の中でも、肺を病み困窮して小豆島の西光寺の別院で墓守として暮らす放哉が、冷たい潮風が吹き込むのに耐え兼ね、面倒をみてくれる老漁師に「島では炬燵なしに冬は越せない」と諭される場面がありました。
すでに夕刻でしたが、宿の方に近場のおすすめのスポットを教えてもらってエンジェルロードへ向かいました。引き潮になると現れる砂の道で、大切な人と歩くと結ばれるという恋人の聖地だそうですが、4歳と9歳の子連れには絶好の磯遊びスポットでした。熱心に貝(?)を掘っている地元の方々もいらっしゃいました。
そのあと、高見山総合運動公園にあるドラゴンロードという巨大なスライダー(滑り台)で遊んでいるうちに日も暮れてきました。土庄のあたりは伊豆などと同じで山が海に迫り、わずかな平地に家が寄せ集まっている感じです。
海の幸、オリーブ、そして醤油やもろみをあしらったお料理を堪能し、お風呂で温まって眠りについたのでした。
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